2009年10月26日
日税連が経産省の税制改正に関するヒアリングに参加。要望を強く訴える
10月21日に経済産業省が実施した2010年度税制改正要望に関するヒアリングに、日本税理士会連合会(日税連、池田隼啓)の代表メンバーが参加し、10月8日に提出している同連合会としての要望内容を説明しました。
めまぐるしく変化する経済環境に対応しながら、国は税収を確保していかなければならないため、税制改正は毎年実施することになっています。ただ、 これまでは各業界団体が監督官庁などに独自にまとめた税制改正要望書を提出し、それを監督官庁が時の政府に緊急性のあるものから順番に改正を働きかけ、与 党の税制調査会が翌年度の税制改正の最終的な改正項目を税制改正大綱として決定するという流れで作業が進められてきました。しかし、鳩山政権は、業界団体 だけでなく、広く一般の人や企業からも税制改正要望を受け付けるようにし、同時にヒアリングも行なって現場の声を聞き入れるようにしたのです。
そこで、毎年「税制建議」として税制改正要望を取りまとめている日税連も、一要望者として経済産業省に要望書を提出。同時にヒアリングも要請して いました。そのヒアリングには、日税連からは岩本俊雄副会長と上西左大信調査研究部特命委員が、そして日本税理士政治連盟(日税政)からは冨田光彦政策委 員長が出席し、日税連としての税制改正要望の内容について説明を行いました。
さすがに中小企業の税務会計をサポートしている税理士の団体とあって、その内容は「少額減価償却資産の取得価額基準を30万円未満とすべきであ る」、「特殊支配同族会社の役員給与の損金不算入制度を廃止すべきである」、「社会通念上必要な交際費等の支出は原則として損金算入するとともに、定額控 除限度額内の10%課税制度は廃止すべきである」といった税制の問題点を鋭く突いたものでした。
